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あいかりんの絵日記

もれなく私の描いた絵がついてきます

薬学部に入学して気づいた3つのこと

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はじめに。

この記事は今年の振り返りではありません。


強いて言うならば、薬学部・薬学研究科で過ごした6年間の振り返りです。

卒業前に公開すると、怒涛の卒業前の思い出の振り返りSNSと被ってしまう不安があったので、あえてこの年末にしました。

今日のブログははっきり言って誰のためでもなく今後の私のために書いています。
でも読んでほしいです(我儘)。

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薬学部に6年通って思ったこと。

 

1. 薬はやっぱりおもしろい

暗記するのが死ぬほど嫌いだった私にとって、大学入学後の私は暗記だらけの薬学知識にうんざりしていました。そのページを丸々覚えれば点数を取れる、成績が上がる、好きな研究室を選べる可能性が上がる、、って頭の良さなんかより暗記力良いだけでいいじゃんか!!と。後にそれは暗記力というより『決められたことに対して如何に努力が出来るかどうか』が試されているのではないかという考えに変わっていったわけではありますが、人より覚えられれば頭いいね、と崇拝されるシステムには未だ納得していません(話がずれた)。

 

そんなこんなで、大学3年くらいまで薬学の勉強つまらないなーと思っていました。でも研究室に配属した大学4年頃から、薬学の勉強が劇的に楽しくなりました。やっと薬とは?体とは?健康とは?命とは?と薬と自然現象をリンクさせられるようになりました。薬学を知識として、というよりもっと広く捉えられるようになったという感じ。

薬学を勉強する意義が自分の知識のためだけではない、ということは大きな気づきでした。そうすると薬への疑問が生まれ、問題意識となり、それをどうにかしたいという目標になり、勉強する意義が自分以外に向けられました。未来があったほうが圧倒的に楽しい。

 

 

2. 薬の知識はどこにでも生かせる

薬学部に入学した時、製薬会社の研究職に就くという夢がありました。そのちょっと前までは薬剤師になろうと思っていました。でもこれは、研究職に、薬剤師になりたかったからではなかったようなのです。

その選択肢しか知らなかっただけでした。
薬学部に進んだら、そうなるものだ、そうするべきだ、と思っていただけでした。

学んだことを生かす道は知れば知るほど多かったのは正直言って衝撃でした。知らないことって怖いなと思いました。だって知らなかったら、自分の将来の選択肢がどんどん狭まるのだから。せっかく勉強したいことを勉強できたのだから、自分の知識には自信を持っていきたい。

知識を生かす道を知ることは、私の医薬品に対する欲望をどんどん貪欲にさせました。幸せな欲望だ。

 

 

3. 薬のことだけ勉強するなら誰でも出来る

言葉強めに書いてしまいましたが実際私が最も感じたことです。様々な視点から『薬に関わる』講義を受け、勉強してきました。


でも周りを見ると、習熟度は違えど同じ勉強をしている同級生が私の大学ですら300人いました。てことは、薬学部生は東京都内には何人?関東には?日本全体では?

薬の勉強がしたかったから本望なはずなのに、みんなと同じことしか知らない自分が不安になりました。みんなと同じことをするのも生きるために大事な時もあるんだけど、生意気ながらみんなと同じで埋もれていく自分は見たくない。大勢の中でひと際目立つほどの美貌でもなければ、大勢を統率するほどのリーダー性もない、そんな中で埋もれないためには薬学のほかに自分が頑張って他の力をつけていくしかないという結論になりました。

薬の知識を極めることも手ではあります。ただ、薬剤師の資格を取れない※)  私にとっては余計に、知識の定量が出来ないことがネックでした。そうなったら、何を身につけようか。そして行き着いたものの1つに、今ブログを書いていることがあります。少しでも文章で何かを伝えられる力がついたらいいなって。そして来春からの仕事も薬学+αのために敢えて今と違う領域を選びました。

私なりに自分のしたことや勉強したことには自信を持っていたいから、ちょっと負荷をかけて出来ることは増やしたい、ただそれだけ。学びに欲求不満でいたいだけ。


※) 4年制薬学部に進むと薬剤師国家試験を受けられません。受けるには数年余計に学生をして履修する必要があります。
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3つにまとめたけれど、これは私が6年間の薬学生生活を通して感じた全てといってもいいくらいの3つです。

「私の方があなたより勉強したし、そんなに薬学について言う資格ないわ!」とか、「薬学の知識に関してはお前より勝ってる」とか、そういうのは私にとっては知らん、どうでもいいわって感じで、知識量がある=素晴らしい、というより知識をしっかり生かすことのほうが素晴らしいと思っています。みんなと同じじゃなくてもいいし、昔と同じじゃなくてもいいし、もう何でも好きなことやればいい。みつを

 

大学6年間で医薬品に対する考えが変わってきてとても有意義でした。こんなに自分薬のこと好きだったんだなと思うと同時に、医薬品業界闇深そ〜とも思っています。これからもこの業界をずっと近くで眺め、また何かの機会に心情の変化を記します。

 

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絵は描かないの?というコメントをいただいたので載せます。

今日の1枚『来年からよろしくね』

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あいか(Twitter: @ica1299