あいかりんの絵日記

気まぐれで私の描いた絵がついてきます

プライベートでPMをして結婚パーティーに納品物をおさめた話

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わたしはいわゆるSIerで、プロジェクトマネージャー(以下、PM)になるキャリアラインなのですが、入社2年目ということもありPMのサブとしてプロジェクトリーダーのポジションで働いています。


会社的にクライアントやプロジェクトの規模が大きいものが多く、なかなかPMへの道は長そうだな、いつになるのかな、と不安も抱え始めていた頃、結婚式を予定している先輩(新郎)から、「結婚パーティーで、参加者のコメントとかがオンタイムでプロジェクターに映るみたいなものがあったらいいな」というお話がありました。

 

素敵な案だな!と思いつつ、わたしには技術的に作ることはできません。
そこで、その場に同席していたエンジニアやみつきー(@YAMITZKY)を開発メンバー、PMはわたし、で結婚パーティーのためのサービス開発プロジェクトがキックオフされました。

実際の制作物についての内容は技術ブログとして、やみつきくんが書いていますのでこちらをご参照ください。
 

yamitzky.hatenablog.com

 

 

 以下はあくまでもひよっこPM目線で書いていきます。

 

#プロジェクトスケジュール

10/14:新郎新婦(以下、クライアント)から提案@飲み会。要件定義。
10/20:開発着手。
11/3:ほぼ完成状態まで開発終了。★
11/4:クライアントによる確認。修正。★
~炎上~
11/5:会場リハーサル。[固定]★
~炎上~
11/10:納品。
11/11:結婚パーティ当日。[固定]

 

プロジェクト作業は仕事の後と休日がメインになるということもあり、ざっくりとお尻だけ決まったスケジュールを立てていました。
結果から言うと「★」でスケジュール遅延、「~炎上~」で軽度の炎上が発生しました。固定スケジュールだったリハーサルでは、なんとか動くものは提供できたものの、最終納品物と比較するとほぼ違う動きのものとなってしまいました。

 

#反省

1.必要タスクの洗い出し不足
重大なミスなのですが、11/2時点で我々にデザインスキルがないことに気付きました。「11/5にリハーサルだから、11/4までに作ってほしい」という鬼畜な依頼を受けていただいた綾依ちゃん(@aixcheck)には感謝しかありません。この場を借りて、改めてありがとう。快く引き受けていただけたものの、これはSIerがディスられる典型のパターンですね、反省です。

その他も、見落としや手戻りは何度か起きていました。
普段の仕事とは違う内容であるために、背景知識がなければどのように実装されるのか仕組みも分からない。主に知識不足により、エンジニアに色々作らせて時間を取らせてしまったなと思います。

マネジメントするにあたり、技術サイドのことをある程度理解しておくことの重要性を身を持って実感しました。 

 

2.クライアント調整とリソース調整の難しさ 
一生に一度の先輩夫婦の結婚式ということでわたし自身も理想を叶えたい気持ちが膨らんでいましたし、もちろんクライアントにも理想があります。そして同時に技術的に工数がかかるものや実現不可能なこともあります。

要望を100%に近い形で実現しようとすると納品に間に合わないリスクも上がるかもしれない、であれば要望を90%叶える形でクライアントと話すべきか、でも相手は長くお世話になっているクライアントだし、という葛藤。同時に、エンジニア側も何でも作れると言っていたため100%の要望を出すと結婚パーティー当日朝に完成のスケジュールになってでも作ろうとしてしまうのではないかという懸念。

みんなの健康と、新婦が一番綺麗なベスト状態で当日を迎えるためにも結婚パーティー前日22時には納品せねば、、と自分が一番焦ってしまった感もあります。

プロジェクトに関わるすべての人の理想と現実とベストを尽くせる条件とを考えると、会社のPMたちがリソース調整に追われる意味が少し分かった気がしました。ですし、このプロジェクトも知り合い同士とはいえ立派なビジネスだなと思った次第です。

 

3.スキルへの過信
エンジニア・デザイナーともに長く付き合いのある人たちですし、「何とかしてくれるだろう」という思いがありました。結果的に上手くいったものの、クライアントにとっては一生に一度のその時間のためのご依頼であり、もしものことがあって満足できない結果になったら、、と思うとぞっとします。


原因が体調不良でもネットワーク不良でも、クライアントにとっては関係のないことで、「この人ならどうにかしてくれる」「どうにかしてきた実績があるから」という感情をマネジメント側が悪用してはいけないと思いました。
その感情を上手に使えば、やる気を奮い立たせる方向に繋がると思うので絶対悪いことではないとは思うんですけどね。

 

#よかったこと

このプライベートプロジェクトによって得たことは大きくて、上に挙げた反省点を体で感じられたということは今の仕事のポジションでは得られない体験でした。当日のハプニングももちろんあったのですが、何よりプロジェクターにうつる画面を見て楽しむ参加者を目の前で見ることができ、最高に嬉しかったです。新郎新婦も楽しんでくれたかな。


何かを作り上げることの楽しさと、その過程にある作る人を見る楽しさと、そしてそれを使う人たちを見る楽しさと、ひたすらわたしにとって幸福感の高い時間でした。


あと余談ですが、このエンジニア&デザイナーコンビは学生時代にアプリを作りかけて未リリースで終わった組み合わせだったので(互いのマイペースさにより)、今回こそはリリースできて本当によかったです。

 

短い時間の中でイカしたものを作ってくれたエンジニアのみつきさん(@YAMITZKY)、無茶ぶりスケジュールなのに可愛いデザインを作ってくれた綾依ちゃん(@aixcheck)、ありがとうございました!


そしてクライアント改め、あすきさん(@asunokibou)、あおいさん(@aoiaoringo)、素敵なご提案を、素敵な時間をありがとうございました!これからも末長くお幸せに...**

 

#納品物(参加者の方に投稿いただいたページ)

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あいかりん(@ica1299